老人ホームが激増の背景とは?

老人ホーム

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こんにちは。

今回は「老人ホーム」についてお話します!

老人ホームはめちゃくちゃ増えてきている!

私が担当している市でも6,7年ほど前から急激に施設の建設ラッシュが始まり、

瞬く間に増えました。

先日また1件、老人ホーム建築中の土地を発見しました。

全国的に見ても右肩上がりで増え続けているようです。

2019年〜2024年の5年間で

全国平均+17%増加

大都市圏(首都圏・大阪・愛知・福岡など)では+22%増加

(有料老人ホーム・サービス付き高齢者住宅の件数において)

それほど老人ホームは需要が増えているということです。

なぜ老人ホームが増えているの?

考えられるいくつかの要因をご説明します。

高齢者人口の急増

これがやはり1番の要因です!

在宅介護支援もですが、人手(供給)よりも需要の方が圧倒的にボリュームが出てきています。

これは日々介護の現場を見ている私も感じているところです。

ケアマネや包括へ営業に行っても、

ケアマネ不足などの話をすることが多いです。

日本は今まさしく2025年問題に突入しているのです。

2025年問題とは…

団塊の世代(1947年〜1949年生まれ)がすべて75歳以上となり、

日本の高齢化が一気に加速することで起こるとされる、

社会・経済・医療・介護の大きな課題のことです。

こちらについてはまた詳しく解説していきます。

2000年の介護保険制度の開始

介護保険制度により民間事業者も介護サービスに参入しやすくなり、

介護報酬を得ることができるようになったことで

安定した収益が見込めるようになったことから徐々に数が増えていきました。

成長市場として様々な企業や投資家が参入している

高齢化社会が進むことから需要が多くなると見込まれて

投資家も含めて様々な企業が参入することが増えました。

行政の政策

先ほどの介護保険制度もそうですが、

補助金や税制優遇などの措置を受けることができる施設もあります。

ご利用者や家族、在宅支援者の意識の変化

これは私も実感していることです!

私が会社に入社した8年前から今とでは

「何としても自宅で最期を迎えるんだ!」

という方が減りました。

「歩けなくなったら老人ホームに入ろう」

「近くに老人ホームができたから入所を考えたい」

など建設ラッシュにより、

ご利用者や家族の老人ホームへの認識が高まってきている印象が強いです。

「いざとなったら老人ホームに入ってもらおう」という意識は

ケアマネなどの在宅支援者にも浸透しています。

「在宅生活がこのままでは厳しいので、手段としては…老人ホームがあります」

という案内はケアマネからよく聞きます。

在宅生活支援者にとっても、

老人ホームというのは最終手段の提案として重宝されるようになっています。

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