歩行器とシルバーカーの違い

シルバーカー

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こんにちは。

今回は歩行器とシルバーカーの違いを教えます。

この記事でわかること

歩行器とシルバーカーの違い

どのように使い分けるべきなのか

それではいきましょう。

歩行器とシルバーカーの違い

結論からお話します!下記の4つです。

①持ち手グリップの違い

②座面位置の違い

③安定性の違い

④介護保険の有無

それぞれ解説します!

①持ち手グリップの違い


こちらが歩行器


そしてこちらがシルバーカーです。

歩行器は持ち手グリップが「コの字」のように左右独立したグリップを持てるようになっています

シルバーカーは横棒1本になっています。

②座面位置の違い

歩行器は後方に座面があり、その場で180度回転すれば座れます。

シルバーカーは前方に座面があるため、前まで移動しないと座れません。

③安定性の違い

歩行器は平均重量6〜7キロほどで重量がある代わりにしっかり体重を支えてくれます。

シルバーカーは最軽量2キロ台で軽量タイプが多い傾向にあります。

①につながる話ですが、

グリップ形状が違うため真下に体重をかけたときに

形状の特性上、安定感が変わってきます。

シルバーカーは体重のかけ方によっては前輪が浮いてひっくり返る危険があります。

そのため歩行が不安定でしっかり体重をかけないといけない方には向いてません。

歩行器はコの字のグリップの特性により体重をしっかりかけても、

重心が四輪の中で収まるように設計されているため安定感が出ます。

私は実際に歩行器のグリップを持って体を浮かせることができました。

それぐらいしっかり体重を支えてくれるようになっています。

このことから歩行が不安定で

しっかり頼って歩きたい方は歩行器の方が有効になります。

シルバーカーは歩行の軽い補助や買い物した物を入れて運搬するぐらいの立ち位置です。

④介護保険の有無

これまでの話により歩行器はシルバーカーに比べて、

安定性や安全性が高いことがわかったかと思います。

このように安全性においては歩行器の方が高いことから、

「歩行器は介護保険レンタルの対象です。」

シルバーカーは対象外であるため自費購入になります。

どのように使い分けるのが良いのか

私としては介護度を何かしら持っている方は歩行器を介護保険でレンタルしていただきたいと思っています。

レンタルの良いところはいつでも返せる、機種変更できることです!

生活する中で要望が変わってくることはあります。

例えば、最初は買い物重視で買い物かごを乗せることができる物を希望だったのが、

数年後、歩行が更に不安定になってしまい、

より安定感のあるタイプに変更。

このように柔軟に要望に応じて対応ができます。

シルバーカーが重宝されやすいのはコンパクト軽量タイプが多いことです。


こちらのテイコブナノンという商品は2.7キロの超軽量になります!

バスに乗りたいという要望の場合は持ち上げるということが問題になります。

歩行器は安定性を重視していることから5キロ以上の重量のものが多いです。

それを持ち上げることができなければ危険になってしまいます。

このような商品なら持ち上げは楽にできますが、

やはり歩行の安定感を求める場合は頼りありません。

最近では軽量タイプの歩行器も増えてきました。

こちらもまた別の記事で紹介していきます。

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