福祉用具事業所での納品や営業活動など1日の活動をご紹介

ケアマネ

こんにちは。

今回は私が働いている福祉用具事業所での1日についてお話します。

8:00 出社→事務処理

始業時間は9時ですがやることがたくさんあるので私は早めに行ってます笑

数字の進捗管理や前日書類の処理や当日の書類準備、レンタル依頼書(これでレンタル品手配進めます)などの作成、販売発注、工事発注など様々な業務をします。

納品する商品の積み込みもあります。

私は今の事業所では「主任」の役割をいただいてますので、

所長などと数字についての打ち合わせや部下の行動取組管理などもやっています。

営業の会社にはなりますので、

ノルマはもちろんあります!

レンタル・販売・住宅改修はもちろんのこと、

他に会社で

「これに力入れるのでこれを取ってこい!」

というノルマなどもあります。

しっかり会社に振り回されながらサラリーマンしています笑

「ノルマがあるってことはわかったけど、みんな達成してるの?」

と思う方多いと思いますので、

リアルな感じをお伝えします!

専門性が高い仕事であることから、

最初はノルマ達成は難しいです!

専門性や信頼性を高めていくと、

新規依頼が増えていき、

目標への達成率が高くなっていきます。

私も最初は初心者でしたから

月に2,3件ぐらいしかレンタルの新規いただいてなかったです。

約1年ほどで毎月10件のレンタル新規を計上できるぐらいに成長しました。

それまでには人以上に色々考えたり、先輩に聞いたり、日々の出来事からひたすら学んで吸収した自信はあります。

ある程度の信頼と経験を積んでいけば目標達成率が上がってくる仕事かとは思ってます。

9:30〜10:00 外勤へ

アポイントや営業に向けて出発します!

アポイントも時期や日によっても件数は差があります。

最近の私だと少ない日で2件/日

多い日で8,9件/日ですね。

8件以上になると30分刻みになるときもあるので結構バタバタします。

アポイントの内容としては、

納品や引き取り、担当者会議、家屋調査、退院カンファレンスなどです。

いきなり専門用語を発してしまいましたので簡単に説明します。

・担当者会議

サービスを追加したり、ケアプランの目標更新、介護度の認定期間更新など何かある際に関係しているサービス事業所が集まって今後の方向性などのすり合わせをするために設ける話し合いがあります。

こちらはケアマネや包括主体で開催案内があります。

・家屋調査

病院に入院している方で自宅の環境確認や必要な福祉用具を選定していくために自宅へ病院側、在宅介護側が集まって調査していくことです。

・退院カンファレンス

病院に入院している方で在宅復帰のために病院側、在宅支援側、家族が集まり病院で打ち合わせすることです。

ある日の私のアポイントをご紹介します。

10:00 在宅の方へレンタル手すり納品

前週に退院のための家屋調査があり、レンタル手すりが様々な箇所に必要だったためそれの納品を行いました。

11:00 在宅の方の担当者会議

既存のケアマネさんが退職されるので、他のケアマネさんに変更するための担当者会議です。

ついでに定期メンテナンスも行いました。

11:45 施設へ車いすフットレスト調整対応

自走される既存の方でフットレストを上げるときに固いと言われたのでその調整を行いました。

12:00〜13:00 昼休憩

基本コンビニやスーパーですが、

月一ぐらいで外食するときがあります。

アポイントが詰まっているときは食べれないときもあります…

13:00 在宅へベッド納品

前日にケアマネさんから新規依頼いただき、

ガン末期の方で介護ベッドが欲しいとのことで、

すぐにケアマネさんと伺って介護ベッドの説明、商品選定しました。

配送スタッフと一緒に伺って、実際に商品を納品、取扱説明、レンタル契約をさせていただきました。

14:30 在宅へ歩行器選定打ち合わせ、納品

先週退院して在宅復帰した新規の方で納品していた室内用歩行器がどうも本人の好みに合わないということで別のタイプをお持ちしました。

ご利用者本人に強いこだわりがあって、何回も選定し直しすることは度々あります。

本人が「これがいい!」とおっしゃって、

身体にも適合してそうだったのでお持ちしても、

「えっ、大きいじゃん!あーダメダメ!」とかもあります(笑)

16:00 施設へ車いす納品

施設のケアマネさんより新規の車いすの依頼をいただいてたので、

その納品を行いました。

このアポイントの間に近くに点在している営業先へ営業活動をします。

営業先は包括支援センターや在宅ケアマネ事業所、施設などです。

福祉用具の営業は在宅だとケアマネや包括へ営業をかけて、

ご利用者を紹介していただくというのが主です。

B to B = 法人へ営業する

でありながら、

実際の対応は

B to C = エンドユーザーへ対応する

という少し変わった形態の営業スタイルになります。

(施設だと施設持ちでのレンタルはありますが、ご利用者持ちレンタルもあります。これは施設の方針や事情によります。)

1日営業に回る件数は日によって差はありますが、

5〜12件/日あたりのペースです。

もしアポイントが少なければその分営業をしっかり回れるので15件以上行く場合もあります。

自分が持っているエリア(広さや人口など)の事情に左右はされやすいかとは思ってます。

17:00〜18:00 帰社、事務処理

引き上げた商品を不潔庫に入れたり、

翌日の納品商品の準備、

レンタル商品の手配や工事見積作成など事務処理もあります。

18:30〜19:30 退社、帰宅

私は事務所から1時間ほどのところに住んでいるので、

帰宅は19:45〜20:45あたりで帰宅が多いですね。

今回はここまでです!

初めて福祉用具事業所のリアルを1つご紹介させていただきました。

またこのような普段ご利用者側がわからないようなこともお伝えしていこうと思っております。

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