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こんにちは。
前回は介護ベッドの本体についてご説明しましたが、
今回は介護ベッドに付属する商品の説明をさせていただきます。

付属品って何?
ベッド本体以外に必要とされるオプション品になります。
ベッド本体だけではご利用者はベッドに寝れない、危険を伴います。
この記事では4つご紹介します。

ベッドサイドレール
代表的なのがベッド柵(サイドレール)です!

サイドレールの役割は
①落下防止
②寝返りや処置などで横向きになる時の掴まって動作の補助をする
③簡単な立ち座りの補助
が主になります。
介護ベッドには「オプション受け」という、
ベッド柵を入れる受けがあります。
頭側左右と足側左右、合計4箇所あります。
サイドレールにも
「レギュラー」「ショート」「ロング」と主に3種類長さがあり、
それぞれをどこに入れるのかによって機能が変わってきます。
例えば、片側の頭側足側にロングサイドレールを入れた場合は
完全に片側が埋まるため、転落防止の対策ができます。

基本的にベッドから降りる側の足元には柵を入れません。
ベッドに足を上げたり下ろしたりする際に
邪魔になってしまうからです。
そのため、降りる側は頭側のみに柵を入れます。


介助バー

サイドレールは立ち座り動作はしっかり補助できる物ではありません。
しっかり掴まる物がほしいという時は「介助バー」をオススメします!
こちらの商品はオプション受けに入れて「簡易固定」し、
立ち座りの荷重をしっかり受け止めることができます。

このようにスイングして角度調整ができます。
角度調整は30度刻みで調整でき、90度で使うことが多いです。
このスイングができると…

このように目の前に掴まる物ができるため、
立ち座りに必要なお辞儀をする動作を安定しながらできるようになります。
介護ベッド納品時には90%ほどの方に一緒に納品していますね。
ケアマネからの認知度も高く、これも合わせて持ってくるようにという指示が多いです。
唯一デメリットがあるとすれば、
介助バーのスイングする余裕も無いほど設置空間が限られてるときに使用できない
ということです。
介助バーが90度にスイングされてあることで通行の邪魔になってしまうことがあります。

ベッドサイドテーブル
代表的なのがコの字の形状です。

このようにベッドの下に入れ込むことができ、
ベッド上での食事や手当などがしやすくなります。
キャスターになっているため移動もしやすいです。
オーバーベッドテーブルというタイプもあります。
こちらはベッドを跨ぐ形状です。
物はたくさん乗りますが、大きいです!

こちらは「リハビリテーブル」です。
ベッド上で寝ている状態ではなく、ベッドの端に座って作業や食事を摂るためのテーブルです。

マットレス
マットレスはこの「付属品」の分類と「床ずれ防止用具」の2つに分類されます。
ご利用者の床ずれリスクに応じてマットレスの固さを変えるのが
介護ベッドのマットレスの選定になります。
付属品にあたる商品は「固め」です。
想定されるのが、比較的動ける軽度者になることから、
ベッド上で動きやすいようにするため固めに作られています。
逆に動けない方は「床ずれ」という、
長時間ベッド上にいて寝返りがうてないなどの理由から
特定箇所の皮が剥けたり、痛みを伴うような症状が出る場合があります。
床ずれリスクを軽減させるために柔らかい、
床ずれ防止用具に分類されるマットレスの選定が必要になっていきます。
床ずれ防止用具等についてはまた別記事で記載させていただきます。

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