こんにちは。
介護保険について今日はお話します。
何歳から使えるのか
介護保険を使ったらどうなるのか
介護保険サービスを受けるにはどうしたら良いか
どこに相談したら良いか
それではいきましょう!
介護保険は2000年に制定された制度で、
当時の高齢化や核家族の増加を背景に
「介護を社会全体で支えていくこと」を目的としております。
厚生労働省によると約690万人が要介護や要支援の認定を受けているとのことです。
介護保険が始まる前は高額な介護ベッドなども買っていただいてたようです。
それでは年金で生活なんかできませんよね。
何歳から使えるの?
40歳になると介護保険に強制加入となり、給与明細などから介護保険料が差し引かれるようになります。

上記画像のように対象者は1号と2号に分けられます。
多くは1号のいわゆる高齢者が多いですが、
2号の方もいらっしゃいます。体感では全体の10%ほどです。
下記画像の通り、2号は特定疾病と認められた方のみが対象となります。

2号で多いのは圧倒的に「がん」ですね。
中には40代前半で介護保険対象になったばかりの方が、
がん末期により支援させていただくということもあります…
この仕事をしていてやはり、がん患者は多いと思っています。
その次に多いのが…
13番の「脳血管疾患」、いわゆる脳梗塞などの後遺症で
バリバリ働いていたのに突然脳梗塞で片マヒの後遺症が残ってしまうというケースです。
介護保険を使ったらどうなるの?
介護保険はどのようなときに使えるのか。
それは対象の介護サービスを受ける際に、
その請求金額のうち1割負担、2割負担、3割負担のいずれかの負担でサービスを受けることができます。
例えば、福祉用具だと…
歩行器を介護保険でレンタルします!
月額3,000円です。
その方が1割負担なら月額300円だけで済みます。
たったのスリーコインです!!ご利用者様も「安い!!」と驚きます。
これが介護保険の恩恵です。
この負担割合ですが、対象者の年金や収入などに応じて国で基準があるようです。
私もあまり詳しくは無いですが、医療保険の負担割合と少し基準が違うようで、
医療保険2割負担の方でも介護保険は1割負担ということもあります。
負担割合は私が入社した2017年当時は
1割負担と2割負担しかありませんでした。
高齢者が増えているため財源が厳しくなっているのでしょうね、3割負担が追加されました。
先程の1割負担は300円ですが、3割負担だと900円になってしまいます。
意外と痛手ですよね。
介護保険サービスを受けるにはどうしたらいいの?
まずは介護認定調査の申請をする必要があります。
介護度は全部で8つあります。

自立以外の要支援か要介護の認定が出ると対象のサービスを受けることができるようになります。
どこに相談したらいいの?
どこに相談したらいいかわからない方、かなり多いのではないかと私は思っています。
1番はお住まいの地域を管轄している
「地域包括支援センター」です!
地域包括支援センターの仕事についてはこちらの記事に記載しております。
この包括というところが介護相談の最初の相談窓口のようなものです。
包括支援センターへお電話または訪問し、状況を説明することで介護度認定への申請を手伝ってくれます。
様々な要因で認定までの期間は様々ですが、およそ1ヶ月で介護度が確定し、
必要な介護サービスが受けれるようになります。
この介護保険を元に次はケアマネジャー、包括支援センターについて詳しく教えていきます。
ご不明点やご質問あればご遠慮なく「お問い合わせ」や「コメント」よりご連絡下さい!!
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